版画工房 WERK-STATT N組の活動


工房独自のオリジナル版画共同制作、工房独自の版画用再生紙の製作
ワークショップ:子ども〜大人対象のコラグラフ・モノタイプ版画、銅版画、紙漉きなど
展覧会:国内、海外での版画工房WERK-STATT N組版画の展覧会、児童絵画展などの企画展
レクチャー:版画分野を超えた幅広いテーマのレクチャーを開催、人との交流活性化
出前授業及び出前ワークショップ:小学校、幼稚園、文化施設などの他、幅広い分野

VIVA!(イタリア語で「生きる・生活する・住む」)

May 18, 2017






まさに新緑の季節、真っ只中!
工房周辺の植物の繁殖力には目を見張るばかりです。
N組一同で朝早くから畑を耕し、夏野菜の種まきをしました。
パクチー・ズッキーニ・落花生・モロッコ豆・二十日大根など。種まきの後は、
畑の土のエネルギーをいただき、その勢いで版画をつくりました。
今日は身体も心も気持ち良い疲労感で満たされています。






「一才藤」が満開

May 5, 2017






連休の5月5日、隣の田んぼで田植えが始まりました。
あの大雪で枝が数本折れてしまいましたが、今年の一才藤は
見事に満開です。自然の力と美しさには脱帽です。
水が張られたばかりの田んぼから吹いて来る五月の風とカエル
の合唱に合わせて、紫の花穂がゆらゆら揺れます。
工房の周りの自然界に合わせて、N組の作業も活発化しています。
畑にはトマト、茄子、キュウリなどの苗が沢山植えられました。






「N組版画物語」の主役ご紹介

April 18, 2017





「N組版画物語」を舞台で演じるとすれば、エッチングプレス機は主役です。
私達N組スタッフは脇役で黒子のように動き回ります。脇役は未知の航路
行く船の舵をきるように、主役の鉄のハンドルを回し、鉄の重いローラーを
回転し、主役の動きを助けます。
手漉きのN組版画用紙の上に強力な圧力がかかり、金属版の凹凸から白い
の上に色で溢れた「私達の物語」が生まれます。主役の存在には脱帽です。
これからも主役を大切にしながら、私達は楽しい「N組版画物語」を生み出
いきます。





旬の恵み

March,20, 2017





あっ!という声の方に向かうと、N組工房の土手に可愛いふきのとうたちが!
思わず、カメラを片手に庭に飛び出して、一枚。
毎年収穫していた場所とは違い、今年初めて工房近くで成長していました。
私たちは旬のものを食し、活力をいただき、新作版画も春の産声をあげました!







但馬牧場公園で、生まれたヤギの赤ちゃん。
動物たちも春の出産ラッシュでヤギや羊たちにも新しい命が誕生していました。





制作風景のご紹介

March,20, 2017


4年前より月に2回くらいのスケジュールで、私たちN組スタッフは共同制作を
続けてきました。昨年の夏に作ったオリジナル再生紙に、移りゆく季節を感じ
つつ、新たな版画を刷ります。みんなで相談しながら阿吽の呼吸の仕事。
今年も発表する機会をどんどん増やしていきたいものです。











鳥取ふたたび!

March,18, 2017



                           ギャラリーショップSORA/鳥取市




2017年3月17日、ギャラリーそら(鳥取市)にN組の新作版画を持参し、
訪ねました。偶然にも昨年、鳥取で初めてN組版画展を開催した
ちょうど一年後の同じ日でした。
地下にあるギャラリーショップSORAに展示して頂いています。

その後、鳥取市内から車で30分ほどの場所にある鹿野町に移動!
長岡先生のゼミ生だったライプツィヒ在住の写真家・溝縁真子さんが
この町で行われているアートプロジェクトにドイツで知りあった友人
一緒に参加されています。


*プロジェクトはライプツィヒ<日本の家>発 【てぶら革命!】



                          八百屋Barの前で記念撮影/鹿野町






              石州瓦の屋根とサギの家族/鹿野町


鹿野町にある廃校になった小学校と幼稚園を利用した
<鳥の劇場>を見学。
後に小さな城下をみんなで散策。
古い民家の庭にそびえ立つ、巨木のてっぺんサギ
巣を発見し、驚きました。





朗報です♪ おめでとうございます♡

March,10, 2017


N組スタッフ 内藤絹子が2016年度「亀高文子記念ー赤艸社(せきそうしゃ)賞」を
受賞しました!


受賞理由:
自然を体感する但馬の生活から生まれてきた「ことば」を、版画用インク
使い一枚の紙に転写する「モノタイプドローイング」と呼ぶ独自の技法
で自らの思いや感情を絵画的に表現している。
壁面を活用する造形の優れた美術家である。


(記者発表資料より抜粋 平成28年2月28日)






心のマッサージ

February,06, 2017


楓ギャラリーにおいて「コラージュで白い絵本の表紙づくり」
ワークショップ開催しました。保育園の先生方、プロの作家さん、
3人のお子さんとお母様、そして主婦の方々など11名が参加しました。
熱気に溢れたあっという間の1時間30分でした。
紙をハサミで刻んだり、貼付けたりのコラージュ作業は日頃の日常生活
忘れるほど、ほっこりする楽しい時間のようでした。
紐が飛び出たり、お菓子の箱が窓になったり、ゆかいな作品がたくさん
生まれました。













楓ギャラリーでの交流

February,06, 2017


N組の活動報告についてトークを開催しました。会場には建築家、作家、
職人さん、近所の谷六の住民など約20名の方がお集まりくださいました。
大阪・上町台地のトークには大阪人の気が感じられ、訪問者との語り
合いからN組の新たなファンが増えました。
トーク後には美味しい料理を頂きながら、作品について色々な意見を聞く
ことができました。またN組版画にも新たな展開が生まれそうです。










双子登場?

February,02, 2017


「版画工房N組MINI-PRINT版画展」が大阪・谷六の楓ギャラリーで
始まりました。上町台地にあるお庭がきれいな楓ギャラリーさんの
今年第1回目の展覧会です。
近所に住む主婦や母親と子どもたち、サラリーマンの方までお出でに
なります。初めての試みとして、私たちが刷り終えたアルミ版を使った
オブジェも作りましたので、N組版画と一緒にお見せいたします。

また展示には【森】と【海】をテーマにしたコーナーも作りました。
作品には「森にかえる」,「森の引っ越し」,「海ボウズ」,「カニ消防隊」
などのゆかいなタイトルのものがあります。【森】のコーナーでは、
さるのこしかけや木の実、【海】のコーナーでは海岸で拾ってきた
ハングルや中国語などの文字がある物体などと共に展示してみました。

このような会場にニコニコしたお母さんと一緒に小さな訪問者が現れ、
ちょうどおとぎの森に住む妖精のような可愛い双子でした。
おかげで会場もほっこりした雰囲気に包まれました。














!今シーズン初の大雪かき・大汗かき!

January,16, 2017


1月14日からここ朝来市も大雪警報が発令され、翌日15日には積雪量は
60cm以上でした。数年振りの大雪です。
N組も大雪に埋もれないよう、皆で雪かきに専念し大汗をかきました。
大型除雪車が来てくれたお陰で、道路状況も改善され安心です。
現在は大阪・楓ギャラリーでのMINI PRINT 版画展(2/1-11)の準備中。
約30点の共作版画を展示します。
期間中にはトークやワークショップもしますので、お立ち寄りください。
詳細はLinkIconHomeへ。