版画工房 WERK-STATT N組の活動


工房独自のオリジナル版画共同制作、工房独自の版画用再生紙の製作
ワークショップ:子ども〜大人対象のコラグラフ・モノタイプ版画、銅版画、紙漉きなど
展覧会:国内、海外での版画工房WERK-STATT N組版画の展覧会、児童絵画展などの企画展
レクチャー:版画分野を超えた幅広いテーマのレクチャーを開催、人との交流活性化
出前授業及び出前ワークショップ:小学校、幼稚園、文化施設などの他、幅広い分野

「新・童美展2019」が兵庫県立美術館ギャラリー棟で開催中

December 06, 2019


「新・童美展」の作品審査会に私たちN組スタッフも全員参加いたしました。
大阪、奈良、姫路、舞鶴、遠くは鹿児島などの全国の幼稚園から約3000点の出品が
ありました。6歳以下の子どもたちの自由な発想から生まれた作品が美術館の床一面
に並べられ、審査会が行われました。その後、保育造形の会の先生方によって展示され、会場全体に作品からこどもたちのエネルギーを感じさせられました。
今年も審査、ポスター・チラシ製作、記録写真の撮影にN組スタッフ全員が協力いたしました。


新・童美展2019
2019年12月6日(金)8日(日)
6日(金)13:00-18:00
7日(土)10:00-18:00
8日(日)10:00-15:00
兵庫県立美術館ギャラリー棟3階










2019 震災復興支援チャリティー作品展に参加

November 25, 2019


あさご芸術の森美術館友の会主催の9回目の震災復興支援チャリティー作品展に私たちも出展しました。美術館の手前にあるギャラリー四季彩で開催されました。
地元や兵庫県内の作家による絵画、版画、写真、彫刻、陶芸、書などの作品が販売され、売上金の一部は被災地の支援に充てられます。今回初めてN組も参加し、少額ですが、売り上げの一部の寄付に協力させて頂きました。地元の美術関係の方々と交流しながら、少しでも被災地の皆様方の活動を応援することができたらと思います。






【越境/内藤絹子】展が東京で始まりました

November 04, 2019


11月1日より「3331 Arts Chiyoda」(東京・千代田区)のGallery OUT of PLACE TOKIOで開催中です。「3331 Arts Chiyoda」は旧中学校跡で活動するアートセンターです。東京で初めての現場制作を行なった展示になります。
2日(土)にはオープニングが行われました。1ヶ月間の展覧会です。








年に一度のN組交流会開催

October 23, 2019


今年から年に一度の交流会を開催しています。今回は但馬地方からいつもN組を応援し
て下さっている方や親子対象のワークショップに以前参加して頂いた方などが来てくださり、和やかな会となりました。写真は工房を案内して、畑の隅にあるビオトープの見学を終えたところです。皆さんにN組工房の自然環境に共感して頂けたようです。
川沿いの土手で採れた大きな丹波栗の栗ご飯や美味しいお料理の差し入れもあり、秋の味覚も楽しみました。秋の味覚といえば、今の時期にしか味わえない但馬産の黒枝豆も旬です。工房周辺にも黒豆畑があります。
自然の恵みに感謝しながら、来年もこのような会をしていきたいと思っています。










東京で初めてのN組展がスタート

September 06, 2019


東京・日本橋の三越から近い通りにあるギャラリー砂翁でN組展が始まっています。
ギャラリー周辺には老舗和菓子店の文明堂や日本初の仕出し弁当店があり、下町の雰囲気が残っています。東京でのN組展は初めてでしたが、地元の人々や長岡先生のご友人のドイツ人作家、精華大版画出身の先輩、そして長野や山梨、神奈川、但馬地方からもお越し頂きました。砂翁(すなのおきな)という素敵なお名前の元、和やかな雰囲気で話が弾みました。地下のキャンドルショップ・トモスにも展示しています。
期間は来週13日(金)までです。










台風前に7回目の紙漉き

August 14, 2019


残暑お見舞い申し上げます。

猛暑の中、毎年恒例のオリジナル版画用紙(再生紙)を漉きました。今回も福知山市にある丹後二俣和紙さんから特別に楮100%の繊維を提供して頂きました。
紙漉き作業は、ヒグラシが鳴き始める早朝5時前から始めます。暑すぎる日中は天日
乾燥の時間ですが、夕方からまた作業を再開し、片付けを終えるとすっかり暗くなっています。大変ハードな数日間ですが、スイカや手作りの蜂蜜レモン、梅酢ドリンクで水分補給しながら熱中症にならないように気をつけました。
大型の台風10号が迫ってくる直前の作業でしたが、なんとか無事に天日乾燥まで終えることができ、一安心です。やり遂げてホッとしながら、庭のハスの花を見ると、小さなカエルが花びらから顔を覗かせているのを発見しました。出来上がった紙の上に今年も新しい版画作品を刷ります。今日は9月3日から始まる東京の展覧会の準備を
して、私たちのお盆になります。













鳥取の「空」の元でN組版画と3人展

July 15, 2019


駅前のサンロードのアーケード街にある「ギャラリーそら」で3年ぶりにN組展が再び開催中です。私たち3人は週末の2日間を鳥取で過ごしました。
7月13日(土)は「N組の小さな手品」をテーマに交流会を開催しました。
2FではN組版画を3Fでは私たち3人各自の作品を展示しました。
参加者は地元の人々、岡山からも数人、学芸員、コレクターなど個性の強い人々が来てくれて、話が弾みました。皆の前で、N組版画に使う段ボールや使用済みのアルミ版、カナヅチなど並べた所、皆は興味津々です。皆で移動して3Fでは私たち各自の作品の前でいろんな小話をしたら、更に盛り上がりました。
作品が生まれる背景を手品として皆に提示したのです。こんな交流会も一つの試みです。違う土地でわいわい語り合うのは、私たちも楽しいのです。
夜はスタッフと共に、地元の海の幸を堪能し、昭和の名残があるジャズ喫茶でジントニックで乾杯でした。