版画工房 WERK-STATT N組の活動


工房独自のオリジナル版画共同制作、工房独自の版画用再生紙の製作
ワークショップ:子ども〜大人対象のコラグラフ・モノタイプ版画、銅版画、紙漉きなど
展覧会:国内、海外での版画工房WERK-STATT N組版画の展覧会、児童絵画展などの企画展
レクチャー:版画分野を超えた幅広いテーマのレクチャーを開催、人との交流活性化
出前授業及び出前ワークショップ:小学校、幼稚園、文化施設などの他、幅広い分野

今年最後のN組作業

December 25, 2017






2017年も終わりに近づいていますね。
2018年は春から夏にかけて大阪・軽井沢・ドイツ(ブレーメン)の3ヵ所で展覧会を
予定しています。来年の展覧会のために作品を選び、額入れなどの準備を始めました。今年の夏から秋にかけて制作した新しいオリジナルBook Artも出展予定です。
N組は来年も新しい版画を発表してまいります。
随時、展覧会案内をHPで公開いたしますので、ご覧ください。

作業が終わった後、日頃の感謝の気持ちを込めて、1年間お世話になったプレス機
インク台をきれいに掃除しました。

今年もありがとうございました。
2018年も皆様にとって良い一年になりますようにお祈りいたします。


N組一同




N組工房周辺の住人たち 4

December 11, 2017


この足跡はなんの動物が残したのでしょう?




前足後ろ足を一直線に歩く動物はキツネ君かな?
工房のシンボルマークになっている君はN組の工房を訪ねたの
ですが、残念ながらN組は留守でした。

キ:「この寒いのにN組はどこに出歩いているんだろう?
僕が来た足跡を残して、バイバイ!」

キツネ君はこうして足跡を残してくれたのかな?
これも一つの版画のようですね!
確かに工房周辺にはキツネ君が住んでいるようです。





「新・童美展 2017」今日からスタート

November 29, 2017


新・童美展 2017

会期:2017年11月30日(木)−12月3日(日)
10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
会場:兵庫県立美術館 ギャラリー棟3階
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号






兵庫県立美術館で開催予定の「新・童美展」 審査会に長岡先生も審査員の一人
として参加されました。具体美術作家であった堀尾貞治氏や山下克彦氏他数人の
審査員の方々によって全国の幼稚園から持ち込まれた出展作品が選ばれました。
主に3歳から5歳児までの元気のいい作品が美術館ギャラリーの広い会場の床一面
に並べられ、全員選びたいところですが、審査員も選ぶのが大変な苦労のようでした。N組スタッフもボランティアとして記録写真の撮影やお手伝いなどをしました。






作品審査後、一斉に展示作業が始まりました。子どもたちの元気なパワーが詰ま
った様々な大きさの平面、立体作品が展示されていきます。






全36ページの「新・童美展2017」記念冊子が公開されました。
冊子の <これからの「新・童美展」 >についてのインタビュー
中に、先生方のコメントも載っています。
「新・童美展」第1回目を記念して、入選した子どもたちには
キーホルダー式のメダルが授与されるそうです。今回のポスター
チラシは中村が依頼を受け製作いたしました。






第30回 チャリティーのためのミニアチュール展

November 15, 2017


ギャラリー ルネッサンス・スクエア(姫路)のチャリティー展に
今年も参加します。N組も新作版画を2点出展しています。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。


期間:12月2日(土)〜12日(火)午前10時から午後6時まで
   (12月6日(月)休館・最終日は午後5時まで)


LinkIconギャラリー ルネッサンス・スクエア


    N組オリジナル版画 《しずか》 2014
    手漉き再生紙上にコラグラフ Edition :1/1
    H/15.2×W/10.3 cm
    木製の額入り:H/21.7×W/17.7cm


    N組オリジナル版画 《頂をめざして》 2014
    手漉き再生紙上にコラグラフ Edition :1/1
    H/15.5×W/10.5 cm
    木製の額入り:H/21.7×W/17.7cm






干し柿作りに挑戦

November 15, 2017


今年は沢山の柿が実りました。
この柿は10年程前に庭に植えた種から育ったものです。
みんなで皮を剥いて、熱湯で消毒し、デッキの上で乾燥中です。
寒い風と太陽の光を受けて、美味しいN組製干し柿になりますように。










姫路ルネッサンス・スクエアで10年ぶりに
長岡國人先生の「石の脱皮シリーズ」個展開催中

October 20, 2017







近作大型作品6点を含む、計26点の作品が並び、会場は奥行きのある半円形空間
で、展示された作品は迫力があります。
今回の個展には、遠方より国際的に活動されている方々などが来て下さったり、
多くの知り合いにお越しいただきました。Kiss FM神戸のラジオインタビュー
もあり、新たな出逢いがたくさんありました。
展覧会は今週22日(日)までの開催で、台風が接近しておりますが、お近くの方は
ぜひお立寄りください。





アルメニア拓本・世界多文化拓本採拓者と初のミーティング

October 20, 2017





当工房で国際的に活動されている拓本採拓者が遠方より初めて訪問されました。
左のご夫婦は、千葉県在住の書家でアイルランド・ケルト文化の石碑、スカンジ
ナビアロックカービング(石器時代)の採拓をされておられます。
右の方はメキシコシティ在住の人類学者、版画家でメキシコ・マヤ文明の石像を
採拓されています。長岡先生がアルメニアの拓本に関して説明をしているところ
です。これからみなさんの拓本活動がもっと注目される時代が来るといいですね。


*東京 上智大学で10月28日(土)にシンポジウムが開催されます。








「BOOK ART展2017」が京都でスタート

October 20, 2017


「BOOK ART展2017」が始まり、N組も初日のオープニングに参加しました。
山崎書店のオーナーやフィンランドの作家、他の参加者たちと交流しました。
会場には沢山の手作りのアートブックが並べられており、実際に手に取って
楽しめる貴重な機会です。N組も今年夏のお盆の時期に制作した折り本
《夏のおもいで(魂の里がえりⅠ)》と《夏のおもいで(舟がでるよ〜Ⅱ)》
出展しました。昨日も来年の大阪の企画展に向けてN組新作の折り本の制作
を始めました。










BOOK ART展 2017にN組も初参加。

September 28, 2017


10月10日より京都・岡崎で開催される「BOOK ART展2017」
今回初めてN組もオリジナルの折り本を出品しています。
場所は京都国立美術館近くにある美術書や古書・版画の専門店、
山崎書店2Fにある京都パラダイスです。

またN組スタッフ内藤も今年制作した手作りの折り本を出品して
います。この折り本は名古屋のごっと洞と共作で、表紙には栗の
木の板を使っています♪

他の方もたくさん出品されるようなので、N組スタッフも現場に
行き、どんなブックアート作品に出逢えるのか楽しみにしています。


会期:2017年10月10日(火)- 10月22日(日)
   10:00〜18:00(最終日17:00まで)
    初日17:00より会場一階にてオープニング
    パーティーを催します
    *定休日:月曜日


会場 : 山崎書店2F 京都パラダイス
TEL : 075-762-0249
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町91-18











N組オリジナル折り本 完成!

August 18, 2017





今年の夏に漉いたばかりの、版画工房N組製再生紙に版画を刷り、手作りの
「折り本」を制作しました。N組にとっても初めての試みです。小型の折り本に
することで、実際に手に取って、身近に版画を楽しんでもらいたいと考えました。
作品は10月に京都で開催予定のBOOK ART展 2017に出品予定です。






今年も紙漉きが始動!

July 28, 2017







暑中お見舞い申し上げます。

今年も大江町にある丹後二俣和紙さんから貴重な楮100%の繊維をご提供頂き、
自家製N組版画用紙作りを始めました。新しいN組版画を刷るため、毎年この
時期に集中して一年分の紙を製作しています。
蒸し返る暑さの中で畑で収穫したスイカで水分補給!熱中症には注意ですが、
なんと言っても分厚い紙が一気に乾燥できるのも、降り注ぐ今の夏の日差し
のおかげです。従来のN組版画用紙の大きさに加えて、新しいバリエーション
にも挑戦しています。秋には京都で開催される展覧会にも出展を考えています。






願いを込めた五色の旗

July 16, 2017





ブータン展を見てきました。ルンタ(別名=タルチョー)をN組工房の緑あふれる庭
飾ってみました。チベット仏教ではタルチョーは魔除けと祈りの旗と呼ばれて
います。青=空、白=雲、赤=火、緑=水、黄=土を象徴しているそうです。
旗の中央には「風」と「速さ」を象徴する馬が刷られており、仏教が風に乗って
世に拡がるように、また願いごとが早く成就することを意味します。
N組の願いも早く叶いますように!と思いを込めて、この五色を今回の版画に取り
入れました。



*ブータン展 : 兵庫県立美術館で9月3日(日)まで開催中





N組スタッフの内藤絹子の展覧会が中日新聞に掲載されました

July 04, 2017





中日新聞 2017年6月24日(土)夕刊の文化芸能欄・美術評
内藤絹子展が紹介されました。美術評論家の山脇一夫氏が
内藤の作品を高く評価していただきました。
この記事をもって、関市立篠田桃紅美術空間での約2ヶ月半
に亘る内藤絹子展は成功のもとに無事終了いたしました。






N組工房周辺の住人たち 3

July 01, 2017





地上に落ちた赤く熟したグミの実を食べに、ムジナが
現れました!丸い耳を持つムジナ(アナグマ)はイタチ科。

動物たちの世界でも噂が噂を呼んでいるのかも…。
N組工房の庭は穴場らしい。でも大切な畑の夏野菜に手を
出したら、N組スタッフは黙っていませんよ。
そこをわきまえて、またおいで〜。